伊岡瞬・著「桜の花が散る前に」
BD:講談社 BD:岡本歌織(next door design)
装画を担当しました。
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カメラマンの乾耕太郎は、幼馴染の美人占い師・深沢桜子に淡い恋心を抱いている。
しかし、その父・七ノ瀬天山を死に追いやったという自責の念から、本心を明かせずにいるのだった。
「占いと事件」を縦軸に、「幼馴染の恋の行方」を横軸に描いたミステリー連作集。
(『桜の咲かない季節』を大幅に加筆し、改題)
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2人の関係や気持ちが読んでいてもどかしくもあり、でも最初から最後まで2人の
距離感はこのまま続いていくんだろうなという妙な安心感もありました。
占いから見えた未来を、起こる前から防ごうとして、でも起きてないことを
防ぐのが難しいというのがおもしろかったです。
装画はその2人の距離感の近すぎず、遠すぎずの微妙な具合を出せるように
意識しました。
3月20日発売[きらら]4月号ー真梨幸子・著「祝言島」第15回
3月20日発売[STORYBOX]4月号ー山下卓・著「傭兵先生」第25回
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